毎月の貯金を積み立てていけば、25年後、老後2,000万円を貯めれることができるのか?
よく複利運用の効果はすごいことを書いた記事をよく見ますが、実際はどうなの?
サラリーマンの給料を毎月数万円積上げたところで、そんなたいした金額にならないのではないか?
とそんな声が聞こえてきます。
そんな疑問に対して、お答えいたします。
結論 毎月3万円を年利7%の積立投資が出来れば、25年後に2,444万円になります。
年利回り7%の計算なんて、机上の空論じゃないの?
そんな金融商品なんてないよ。
投資信託の数は2,800本以上あるのに、どうやって年利回り7%を選べばいいの?
投資素人の私じゃ、無理じゃない?
証券会社のスタッフ、銀行の行員に相談するけど、紹介された投資信託が本当に適しているのかわからないわ。何を指標に判断したらいいのかなあ?
あまり積極的にリスクを取って資産運用はしたくないなあ。
やっぱり、リスクは怖いでしょう。
もし、資産が目減りしたら、精神的にショックやわ。
定年退職時に老後の資産2,000万円ができたらいいなあ。
お金に関することを学んでいない日本人はどうしても元本保証にこだわる人が多いです。
しかし、世の中、残念ながらリスクを取らないとリターンを取ることは出来ません。
リスクを避け元本保証がほしい方は、銀行の定期預金、日本国債で資産運用をするしかありません。
但し、普通預金の金利は、三井住友銀行のスーパー定期で金利0.002%、日本国債10年で、0.016%と雀の涙の金利です。
100万円を銀行の定期にして、20円。25年預けても500円。税引き後、400円。
100万円を日本国債10年に投資して、160円です。25年で4,000円。税引き後、3,200円。
(定期預金の金利、国債の利子が変動しなかった場合で計算しています)
この利回りはもはや、資産運用とは言えません。
お金を預けているだけです。
将来の安定した生活を送りたいなら、リスクを取り、資産運用するしかないでしょう。
では、過去10年の株式と不動産のインデックスで利回りを見てみましょう。
インデックスファンドの年利平均利回りについて、2020年9月時点での代表的な株式と不動産指数の実績をみてみましょう。このデータはブルームバーグの数値を元に作成しました。
株式投資のインデックス
日経平均株価 10年 +9.5%
TOPIX 10年 +9.3%
S&P500 10年 +16.5%
NYダウ平均 10年 +12.6%
不動産投資のインデックス
東証REIT指数 10年 +10.8%
S&P先進国REIT指数 10年 +9.3%
どうですか?
株式投資の指数も5年以内の運用成績でみた場合、だいたい4-6%の利回りで推移することが多くなっています。
世界の経済情勢にもよりますが、過去10年間でみると、年利回り9%以上の成績でした。
僕が年利回り7%で毎月3万円を25年間積み立てた運用シュミレーションで計算してみると、2,444万円も不可能ではない数字ではないでしょうか?
利回り別複利シュミレーション
毎月3万円 年利回り 7% 25年間
2,444万円
頭金200万円 毎月3万円 年利回り 7% 25年間
3,589万円
頭金200万円 毎月5万円 年利回り 7% 25年間
5,219万円
60歳で1億円を達成するには、
頭金400万円 毎月10万円 年利回り 7% 25年間
1億44万円
上記の条件で複利で資産運用をすることができれば、資産1億円の目標を達成することができます。
方法は、今後ブログにてお話しますが、基本は下記のサイクルを繰り返すことです。
給料の貯金 → 毎月積立の投資信託に投資 → 配当金が入る投資信託やREITの場合、
再投資
まずは、しっかりと給料を稼ぎ、普段から無駄使いを抑え、節約しながら投資資金を貯めます。
貯まったお金で個別株、投資信託、REIT、不動産に投資をし、配当金を再投資します。
このサイクルを繰り返していけば、複利効果と投資資金が雪だるま方式で資産が加速的に増加し、25年後には資産1億円も夢じゃありません。
いかに多くの投資資金を増やせるかが重要なポイントです。
当然、投資資金が早い段階で多ければ多いほど、目標達成する時期が早くなります。
投資資金をより多く作るには、下記のような作業が必要です。
1.昇給・賞与を上げるために本業で頑張る
2.休日は副業で稼ぐ
3.できるだけ節約する
4.ネットビジネスで稼ぐ
5.転職し、年収を上げる
このことに気付き、本気で実行した人が老後2,000万円問題を解決できるし、それ以上の資産を構築することが出来ます。
僕は1.3.5を実行し、投資資金を作りました。
※なお、投資はリスクがございますので、自己責任でお願いします。
※上記の記事のシュミレーションは記事に記載している条件の場合の計算です。条件が変われば、違う結果になります。