不動産投資の拡大を目指していくには複数の金融機関とお付き合いをする必要があります。
1つ金融機関だけで5億円、6億円の融資受けることは難しいです。
不動産投資拡大するための金融機関の1つとして、信用金庫からの融資を受けることも大切です。
しかし、信用金庫でも不動産融資に消極的なところもあります。
ホームページにはアパートローンという商品はないですが、コロナ禍でも東京東信用金は不動産融資を受けることができます。
信用金庫との取引が始まり、優良顧客と認められれば、次の不動産融資も受け入れてくれやすくなります。
そうなれば、目標の家賃収入の達成に近付くことができます。
もう一つ、東京東信用金庫の魅力的な利点は、
3棟目、4棟目の不動産融資に詰まった投資家は多いですが、融資を受けてくれることが可能です。
これは非常に大きな存在です。
注意点、東京信用金庫と間違えないようにして下さい。
東京東信用金庫(ひがしん)の概要情報
東京東信用金庫は、東京都墨田区に本店を置く信用金庫です。
東京都の東部地域から、埼玉県南東部さらに千葉県北西部を事業地域としています。
預金積金 2兆1,077億円
貸出金 1兆1,396億円
融資エリア
融資申込の条件
個人・法人OK
信用金庫は地域密着のため、各支店が管理できる地域です。
法人の場合、法人の所在地が各支店の管轄内
(管轄外の場合、法人を管轄内に移転することができれば、融資を受けることが可能です)
個人の場合、住民登録がその支店の管轄内
すでに不動産投資をされている方は、確定申告・決算書3期分が必要
アパートローンという商品はなく、プロパーローンで審査されます。
融資期間・金利・自己資金・審査期間について
融資期間
法定耐用年数重視 木造の場合22年ですが、25年でも大丈夫
RCは最大35年
金利
変動金利 2%前後 1.8%なら、できると言われました。
自己資金
自己資金1~2割
仮審査が承認された後、自己資金の割合が決まります。
自己資金1割の資金計画書で融資を依頼しても、積算評価が悪ければ、自己資金の追加が言われます。
投資家(融資相談者)の希望とかけ離れていた場合、融資不可の回答になります。
利回り8%以上なら、自己資金1割の可能性アリ 2024月3月追記
審査期間
約1カ月強
仮審査2~3週間、本審査7-14日間程度
初めは、外部の調査会社に調査依頼をかけ、その結果をベースに支店内で審査をします。
支店内の仮審査が終われば、融資条件を言われます。
その条件に従い、本部融資審査を通過すれば無事に承認をもらえることができます。
最新情報
2024.6 23区内 木造3階建てアパート
融資期間:30年
金利:2.2%
自己資金:1割(融資額1億円)
担保評価・融資上限額
担保評価
土地・建物の積算評価と収益性評価の両方を審査しますが、積算評価が低く出る傾向があります。
路線価で評価。路線価のある道路に面していない土地(私道)の場合、評価が低くなりそうです。
積算評価は路線価の7割
東京東信用金庫の独自のストレスをかけ、収支をみます。
耐用年数オーバーの融資はまず無理と言われた。
積算評価不足を補う共同担保があれば良い結果がでる可能性は高い。2022年12月
融資上限額
オリックス銀行、第四北越銀行のような1棟目しか融資しないという条件はありませんでした。
2棟目、3棟目、4棟目・・・の融資も可能です。
特に融資上限を言われたわけではございませんが、木造アパートの投資範囲(1億円ぐらい)は十分可能です。
まとめ
●信用金庫なので、地域密着で各支店から管理できる範囲(1時間ぐらい)
●金利1%後半から2%前半、自己資金1~2割、融資期間:木造25年
●2棟目、3棟目の融資で詰まった不動産投資家にも融資の可能性があります。